考えがまとまらないけれど。

今日、通っている音楽教室の発表会で演奏してきました。
一年前の明日は、長野で友人の結婚式で(余興として)演奏していました。
あの震災の翌日に。
当時、あの混乱の中、誰も「行かない」という選択肢を出さなかった。
震災の翌日に結婚式をとりおこなう事は不謹慎だったのでしょうか?
私はそうは思いません…
新郎・新婦のご両親が、「こんな時に…」と、しきりに恐縮してらしたのを覚えています。
そんな、地震が起こってしまった事は、あなたたちのせいではないのに。
幸せになることが、楽しむことが、不謹慎と囁かれる世の中は、なんかおかしいと思います。
でも、一年前、流行語かのように囁かれていたのは、それだけの未曾有の事態が起きたという事なんですよね…


一年経った今もまだ、辛い思いをしている人、癒えない傷を負ってしまった人、色んな場所で戦ってる人…
だから今日、今、元気に自分が音楽できることは、当たり前なんかじゃなくて。
全てに感謝すると共に、犠牲となってしまった多くの方々のご冥福をお祈りして、
“誰かが生きたかったはずの明日”を生きていきます。